また先週のところへ。
今朝は寒かった。
目的地周辺で、外気温計が示した最低気温は、-17.1℃。
期待通り、霧氷と蒸気霧が迎えてくれた。
ボクは借り物のスノーシューを履いて、
意気揚々とポイントへ向かう。
ターゲット(鳥ね)は、川べりで今日もご機嫌に鳴いていた。
声だけは聞こえる。
近くにいる。
だが、今回もボクの間合いに入ってこない。
しばし大きな木(ミズナラだろう)の陰に身を潜めて待つ。
5分、10分・・・、厚手の靴下を履いて臨んだ今日だが、
外が夏物ウェーダーでは、足先が冷えてじっとしていられない。
足の指がもげそうだ。ちょっと真剣に凍傷について考える・・・。
少し川沿いに歩いてまたポイントへ戻ることにした。
歩いている途中、
ターゲットが鳴きながら川の上を飛んで来る。
「ちょい待って」とボクは心の中で呼びとめるが、
そんな心の声など届く訳もなく、
一瞬でボクの横を飛び去る。
そのまま追いかけることもできたが、
奥へ奥へと行かれても困るので、
深追いせずにまた元の場所に戻って待つことにした。
戻りは山際を歩いた。
谷に日が届いて気温が上がってきたためだろうか、
霧氷が木々からヒラヒラと落ちてくる。
雪よりも軽やかに
ゆっくりと
その氷の破片に日が当たりキラキラと輝いた。
ダイヤモンドダストのようだった。
ボクは息を飲んだ。
北海道の冬は、時折こんな光景を見せてくれる。
ボクは、穏やかな気持ちでその光景をしばらく眺めて、
シャッターを切った。
だが、上手く映せる腕もなく、
手を止めて記憶に残すことにした。
今日は昼過ぎから曇る予想がついていた。
ターゲットを待つことをせず、
帰路についた。
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