
E-420;ZD12-60mm
昨年の末ぐらいから、
家で過ごす殆どの朝、コーヒーを淹れている。
こうしている今もケニアで育ったというコーヒーを飲みつつ、
「やっぱりブラジルが好きかな」などと考えている。
(近頃は、色々な国のコーヒーが実に簡単に手に入るようになったものだ。
半世紀前では、考えられなかったような贅沢の一つではないだろうか。)
そんな僕でも、日本人らしく緑茶の味を追求したいとも考えたりする。
だけど残念なことに僕は、お茶(緑茶、紅茶)がどうやらあまり体質に合わないようで、
お茶を飲んだ後は、動悸がするなど妙な興奮状態になることが多いので、
積極的には飲まないようになった。
ただ、小学生のころに飲んだ一杯の美味しいお茶の味が忘れられない。
場所は新潟県村上市。
当時小学5年生?だった僕は、遠足の一環で重要文化財の若林邸を訪れた。
例によって細かいことは覚えていないが、
建物の中には囲炉裏があって、鉄瓶が提げられていた。
その囲炉裏を囲むように2人のおばあちゃんがいて、
おばあちゃん達がニコニコ顔で出してくれた緑茶が衝撃的だった。
口に含んだときには、若干苦すぎるような苦味があったが、
飲み込んだ後、口の中に湧いてくる様に甘味が広がった。
その場で一緒にお茶を飲んでいた友達も初めて体験する甘さに魅了されていた。
家に帰った僕は、親にそのお茶がどれだけ美味しかったか、
また飲みたい、みんなにも飲んでみて欲しいんだと伝え、
後日村上のお茶を買ってもらった。
しかし、僕が煎茶だったのか玉露だったのかすら認識していなかったため、
同じ味にはたどり着けなかった。
以後、あの場所だったから体験できた味だと自分に思い聞かせている。
ああ、できることならあの味をまた。。
[むらかみ豆知識]
新潟の北端付近に位置するこの町では、
1600年代からお茶がつくられ、
現在では日本最北のお茶の生産地として知られている。
他にもイヨボヤ(サケのこと、村上では150以上のサケ料理があるらしい)や、
サケがとれる三面川(みおもてがわ)、
日本酒(夏子の酒の舞台にもなった)が有名だ。
↓ みんなも試してみて!
http://homepage3.nifty.com/kokonoen/ochamokuroku.html
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