月曜日, 4月 08, 2013

うまし


E-PL1;M.ZD60mm MACRO

たまたま近所の酒屋さんで見つけたお酒。
残りの一本と思われるそのお酒、店の冷蔵庫の中、
まるで隠されているかのように扉の柱の陰に1本だけ置いてあった。

田酒は飲み屋で数回飲んだことがあり、
私好みの美味しい印象があったので、そそくさと手に取り購入してみた。

この近所の酒屋さん、
いつもおやじさんがレジに立っている。
元々おやじさんは愛想が無いのか、
いらっしゃいも何も言われたことが無い。

初めて僕が客らしいことをした今回も無表情で淡々とレジ打ち。
「ありがとうございます」を言われたかどうかも忘れてしまうような無表情。

そんなおやじさんの考えを僕なりに推察すると、
いつもは、一見客に対する警戒心が強いだけなのかと思ったが、
今回の田酒については、
もし今日まで売れ残っていたらおやじさんが自宅で楽しもうと思っていた或は、
仲のいい常連に売りたかったお酒であったため、
隠すように店の冷蔵庫内に置いていた。
(ただし、店頭に並べていたことから決して売りたくない訳ではなかった)
で、そこに僕のような素性の知れない妙な男(僕)が、
大切なお酒をササッと買ってしまったことによるジェラシー無表情。


これは、田酒がそうさせるものなのか、
おやじさんがシャイなのか偏屈なのか。
僕の思い込みなのか。


まあどうでもいいんですが、
家に帰って開けてみますればなるほどラベルの如く華々しくて、
草花が一斉に芽を出し咲き始める春を思わせるような美味しいお酒です。
またおやじの店に行こう。



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