今回は、ようやくOLYMPUSから発表されたデジタル一眼レフカメラ「E-3」の話。
「E-3」、4年越しにリリースされるフラグシップ機なだけに、果たしてどんなものに仕上がっているのか、触ってみたくてしょうがない。
はじめそのフォルムを見た時は、「・・・微妙」と思っていたが、正式発表後にじっくりみていると「これはこれであり、むしろイイ」と思うようになってきた。特にでかいペンタ部が独特な雰囲気をかもし出していて、ありふれたデザインと一線を画していてよい。そう、このデザインは何となくインプの先々代フォルム(涙目インプ)のSTIを連想させる。涙目インプのSTIは、エアインテークが必要以上に張り出していた(確かWRXよりも更に3cm高い)。当時私は、涙目インプの全体的なデザインについて「かなり残念」と思っていたが、そのエアインテークの存在だけでグッとくるデザインに変わった。恐るべしE-3のペンタ部。E-3、いいなぁ。
ここで、自分の気持ちを整理する意味合いを込めて、E-3の特徴とれぞれに対する個人的見解・感想を列挙してみる。
・高速AF :
待ってました。大分早くなった印象、動体についてもC社やN社に引けを取らない様子。現在E-300の遅さと不正確さには、水中で苦労しております。また、11点クロスセンサーも他社に引けを取らない形。使いやすいかどうかは、不明なので保留。
・連写(秒5コマ) :
C社D40、N社D300には到底及びませんが、今までの秒3コマでも不足を感じたことが無い(必要を感じたことが無い)ので、個人的には秒5コマ何も問題なし。一寸の悔いなし!
・ISO感度 :
ひょっとして私にとって「一番大事な機能」?E-3では、3200まで設定できるとか。問題はどこまでが使い物になるかである。出来れば1600まで常用であって欲しい。。無理か??無理なんか?E-510を見る限り、私的には、最低800までは問題なく使えそう。ちなみにE-300はISO400でN社D100の1200と同じぐらいかもっと悪い気がしている。
やはりこの辺はC社、N社には敵わないだろう。必要な機能なだけに大きな泣き所である。実写サンプルが出回るまでは、少し低めの期待にとどめる。
・ボディ内手振れ補正 :
最大5段分。これは、林内での撮影にもってこいです。レンズで補正するシステムとの違いが語られることがあるけれども、結局、画像に決定的な差が無い限り、私のような力の無い人にとっては、手元のレンズが無駄にならない、レンズに妙な付加価値が付かない、といった面で良いシステムだと思います。
・ファインダー(視野率100%、倍率1.15倍) :
たまらんなぁ。正直今までの泣き所であったファインダーが、ここまで改善されるとは、、N社のD300と同じじゃないですか。これだけで、他のE-SYSTEM機との差別化は歴然です。ようやくMF出来ます。そして、このファインダーが軍艦部のデザインにも繋がっているのですな。
・LV(ライブビュー) :
オリは、C社40D、N社D300と違い、「フリーアングル液晶」であること、「時間制限無し」でLV出来ることのが売りです(なぜもっと大きな声で宣伝しないのだろう?)。時間を気にせずLVできるということは、水中ではとても役に立つはず。でも、まだ純正ハウジングの発表が無いこと、レリーズタイムラグがある(1秒近く?)ことが凄く気になるのよね・・・(汗)。このタイムラグに関しては、恐らくD40が上。
・防滴防塵ボディ :
C社40Dは防滴、N社D300は防滴防塵、しかーし、オリの様にレンズも含めて防滴防塵にするためには、他社ではもあえくすぺんしヴなレンズが必要。因みにオリのE-1は、土砂降りの中でもいけるらしい。ちょっとやってみたい。そして、この仕様は水中で万が一チンしちゃった時にも、僅かな望みが持てるという保険にもなる。
・ダストリダクション :
安心の機能。他社が続々付けてきているようである(N社はD300で初搭載、果たして効果の程は?)。オリのそれしか分からないが、今まで効果が薄いという話を聞いたことがないし、私自身、野外でレンズ交換する機会が多いが、一度もごみを気にしたことが無い。嬉しい限りである。一寸のゴミなし!
・重量 :
C社40Dの740gより重い810g、N社D300は840g。発表当初、私が考えていたより重く、落胆した部分もあった。しかし、よくよく考えてみれば、液晶がフリーアングル対応であるが故に他社では、液晶が埋め込まれる部分にもマグネシウム合金が使われているし、ボディ内手振れ補正機構、内蔵フラッシュ、防滴防塵のためのシーリング等々色々込みであること。高級レンズ郡との重量バランス等を考えると、フラグシップ機としては妥当かやや軽いぐらいではないだろうか。やはり、あくまでフラグシップである。やや重くとも、他のラインナップ以上の基本性能、防滴防塵性能、高剛性は安心感につながり、どこに持っていっても大丈夫なタフさは、フラグシップ機であるが故と思う。
・その他 :
シャッター音について、どうやら今までのオリ機とは違い、何というかもう少し「パシャ」っと写真撮ってるぞ的な音になっている様子。個人的には、E-1やE410のそれがすきだったけどなぁ。
作り込みについて、きっとかなりいいと思う。質感は見るからに手になじみそう。しかし、意外とボディがデカいので、手が小さい私などには果たしてどうだろうか。
撮像素子について、私見ではフォーサーズ、APS-C違い分からず。
突っ込んだことは知らないが、どうやら基本的にはフルサイズの様に、でかい方がいいらしい。しかし、写真が綺麗に仕上がるかどうかは、画像処理エンジン、レンズ、撮像素子の受光効率(レンズに起因するが)等が複雑に関係するとか。基本的に、C社やN社を初めとする他社は、フィルム時代から持っているレンズを使えるというが、それらでは、「綺麗な絵」を求めた時に不都合が生じる。そのため各社「デジタル専用設計」のレンズを新開発している訳で、、また、どうやら「不都合が生じるのは、素子が35mmフィルムサイズ(フルサイズ)ではなく、APS-Cサイズの素子だから」という理由でも無いらしい。現にフルサイズ様のレンズだって作られている(こちらはAFの性能などの問題もあるようだけれど)。
・雑想 : オリの第二章ボディ(現在E-410、E-510、E-3)のテーマは、噛み砕いて言うと「どこにでもカメラをもって行ける、行きたくなる」ということなので、不要な部分をそぎ落とした最小最軽量のE-410、比較的高度な設定が出来る小型軽量のE-510、高性能且つ堅牢なE-3は、表現のしかたは違えどテーマを踏み外してはいない。私は、そんなオリがスキ(笑)。
なんだかんだ、てきとうに並べてみたが、結局触ってみなくちゃ何も分かりまへん。
今後実機が並んで検討すべきは、LVのタイムラグ、高感度撮影時のノイズ、重量、値段ですな。
で、最後に、E-3実機に初めて触った後の自分の発言を予想すると、
やっぱいいな、E-3
これと、レンズも下さい・・・・・
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