土曜日, 1月 26, 2008

Sibare☆けあらし

「おっ、出てる出てる!」
sibareru朝だった。
 
僕とマッシブは、今朝とある湖の畔にいた。
それもこれも、「けあらし」と「朝陽」=朝陽の中のけあらしを堪能するためだった。
 
「けあらし」とは何か、ごく簡単に言うと寒い日の朝、川や海の上にかかっている靄。僕はそう認識している。
 
僕達は3大欲求のうちの一つ、「睡眠欲」を我慢して、この「けあらし」を見に来た。
 
 
厳密に言うと僕が見に来た。
マッシブは、僕の急な誘いに「行く」と乗ってきただけ。
遊べればいいとだけ思っていたそうだ。
しかし、この寒い冬に夜も寝ず日の出とモヤモヤを見に、付いてくるとは、
好奇心旺盛というか、トモダチ(後輩)?甲斐があるというか、あほというか。。。
まあ、僕も普段マッシブの非常識な誘いを幾度となく受けている(殆ど断ってる)ので、彼の中では大したことではないのかもしれない。
 
そして、彼はオカシイんじゃないか?と僕は思った。
この後、マッシブは奥様と買い物に出かけ、更にスキー(ナイター)に出かける予定だというのだ。。。
タフすぎる。
普段何食べてんだろう。。
 
 
いつものことながら話がそれてしまったが、ここで、話を戻してっと、
 
 
「けあらし」を見るため、僕らは先ず夜の内に川を訪れたのだが、
どこに行っても全く気配なし&街灯が邪魔(写真に影響する)だったため、
行き場を失い、しょうがないから広いところで、朝陽でも撮ろうと湖まで来たのだった。 
 
夜明けを待ちながら月などを被写体にしていると、濃紺色に隠された僕らの周囲が、段々と色付きはじめる。
 
なかなかいい光景だ。
じっくりと朝陽を見る機会なんてなかなか無かったことを思う。
来てよかった。
 
「あそこ靄ってる」、ふとマッシブが口を開く。
「おおっ、ほんとだ」まさに暗い内に僕らが見てきた川の辺りが、
見事に靄に覆われている。
うむむっ。
とちった。。
だが、今から引き返しては、日の出に間に合わない。
仕方なく、湖に留まる。
 
周囲の色は更に赤みを増して、遂に日がいづる。
「大日本だ」とかあほな事を思い浮かべながら朝陽に向かってシャッターを切っていると、またもやマッシブの声。
 
「おっ、出てる出てる!」
僕は、振り向いた。
「あ、ほんとだ、出てる出てる」。
凍った湖に僅かに注いでいる眼前の小川から、本命の「けあらし」が!
考えてたより20倍は小規模だが、この際いいか。。
 
僕らは、夢中で??シャッターを切った。
しかし、寒さが撮影の邪魔をする。
痛い。。。指が。手も足も。
恐らく、やや曇っていた空が、少し前から晴れていたためだった。
つまり放射冷却。そのおかげであたりはぐっと冷え込み、けあらしが現れた。
同時に僕らもぐっと冷え込んでいたのだ。
 
ここまで体が冷えたのは久しぶり、カメラを持つ手も震えていた。
少なくとも僕は途中から気も漫ろになりながら、目の前の靄をどう写そうか四苦八苦。
凍傷ってこんなんよりもっと痛いんだろうな。。。
 
 
帰路についていた。
 
「あのまま眠気が襲ってきたら死んでたね。ちっとも眠くなんかならなかったけど」
マッシブが言った。
 
 
御意。
 
 
 
嫌な終焉、凍死。
 
 
 

1 件のコメント:

まつ さんのコメント...

うぉぉ。懐かしいねぇ。

この日はGパンだったからね。二人とも。

今日は浜さんとずぶ濡れになりましたよ。
異質な寒さだが、けあらしの日と同じくらい寒く感じたよ。