宮崎の口蹄疫は、本当に深刻な問題である。
現地の酪農家の方々は本当にお気の毒です。
口蹄疫についてwikiってみると、
『偶蹄目(牛、豚、羊、鹿など)が感染する伝染病で、空気感染では水疱が破裂した際に出たウイルスや糞便中のウイルスが塵と共に風に乗るなどして陸上では65km、海上では250km以上移動することもある。』
という。
ちなみに250kmというと、宮崎を中心に九州のほぼ全体と、
山口、愛媛、高知の各県にもかかるほどだ。
宮崎から1000kmほど離れているここ北海道でも、
現在酪農家の敷地の入り口には、石灰が撒かれており、
口蹄疫を警戒している様子がわかる。
もしも北海道に入ってきた場合、
あっという間に伝播するのではないかと思う。
農家が気をつけても、近頃爆発的な増加を続け、
今や全道に分布しているシカの存在があるからだ。
道の酪農が機能しなくなった時の経済・食卓への打撃は、
相当のものだろう。(もちろん宮崎も)
でも何より深刻なのは、
酪農家のみなさん、肉や乳・乳製品を扱う商売のかた。
乳牛を扱う酪農家の場合は、全頭殺処分の後、
次の牛から乳がとれるまで3年以上かかる。
その間は、収入源が無い。
何らかの補助が無ければ持ち出しで家畜を育てなければならない。
だから全頭処分なんて、生きた心地がしないことだろう。
そんな状況であるにもかかわらず、
先日見ていたTVのニュースでは、
キャスターが、
「今まで手塩にかけて育ててきた家畜を殺すなんて、農家のかたもいたたまれませんね」
と来たものだから、『論点はそこかっ』とツッコミを入れてしまった。
そんなことなら、幼稚園児や小学生でも言える。
そりゃ、殺される家畜や生きている家畜を殺す人は、
もちろん辛いにきまってる。
でも、それ以前に家畜は愛玩動物ではなくて、
商品そのものですよ。
商品を出荷前に全部捨てる。今後数年は生産できない。
そんな状況に陥ってしまったところ。
僕は都会と田舎の一次産業の距離は、こんなにもあるのかと感じた。
Tポイントでも募金できるようです。
【緊急募金】宮崎県口蹄疫被害義援金
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