月曜日, 1月 13, 2014

本年初シンポ


E-M1;M.ZD12-40mm PRO

本日成人の日につき土日の休み+1日。
そんなボーナスDayは、お仕事に関わるような時間に使おうと、午前中は悩める学生の就職相談、午後は昨日見つけたシンポの案内を頼りに飛び込み。

シンポはなかなか面白いテーマであり、発表はベテラン研究者からNPOのおじさん、大学3年生まで様々であった。参加者は40〜60名はいただろうか、その多くはNPOに所属している人のようだった。
特に、ベテランが発表していた高度処理の処理水によって水質は改善したけど水温が高く、水温の上昇による水昆の発育零点や高温障害が出るよ(出ているよ)というお話が興味深かった。
これはほぼ都会の問題だけど、水温の影響によって一気に多くの種が姿を消す(消した)可能性があるのだなと。
その後直接伺った話によると、水温だけではなく他の負の要因も多く科学的に実証することが困難であるとのこと。
想像に難くない。
ただ、この温度の問題に大きな課題があるのは御大も重々承知しているようで、今後もこの課題を追求して行くとのことだった。

また、違った意味で興味深かったのは、複数のNPOの方々が発表していたことで、夏のとある日に県内で一斉に水の温度を測った結果(かれこれ10年分ほど)で、こちらの団体で担当した河川では最高○℃でした。低かったのはこういう地点でした。という内容。
僕のようにスレた人間からすると、正直データについて大きな感動は無かったのだが(ごめんなさい)、それを聞いていた多くのNPOの方々は割と大きな反響があったことに驚いた。
専門家(先ほどのベテラン研究者や協賛の大学)の指導の元、自分達で取ったデータをまとめて発表する→少しでも世の中の役に立っている。ということが、みんなが前のめりになることにつながっていると思う。

その後、帰途につき考えたが、水温の計測という初歩的なデータ採取であるが、そこに価値があることをしっかりと示し、世の中の役にたっているという達成感を調査参加の諸氏に与え、環境調査やそのデータをまとめるという体験をしてもらうことは、研究者にとって大きな意味があるのだと思う。
つまり、現在各人の身の回りの自然環境にどんな問題があるのかを考えてもらうきっかけをつくることに加え、自分たち(研究者やデータ報告者サイド)の苦労や自然環境データのまとめが如何に難しく、結論を出せないことだらけであるかということを身を以て体験してもらうことで、妙に偏った考え方や意見を減らせるのかなと。


知識と能力が中途半端な人間は、出来ない人を見て嘲笑するのが関の山で、本当にチカラがある人は課題を持ち、周りを巻き込んみ自分が住みやすい環境をつくっていくという一面もあるなと。
勿論、みんなが同じ働きをする必要はない。



人を動かすための原動力は、
・利益
・不利益
・感動
自然科学の分野には今のところ感動しか無いと言っていた博物館の人の話をふと思い出した。




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