日曜日, 6月 02, 2013

極私的南国見聞録(その4)


さて、2日目の午後。
移動中のバスの中で現在向かっているHawai'i Volcanoes national park(ハワイボルケーノ国立公園)についてガイドのボブさんが説明してくれました。
細かいことは良く覚えていませんが、キラウエアに住むというPele(ペレ)という女神(写真の絵の人)についての説明が私をビビらせたのでした。
簡単に言うと、ペレは身勝手、負けず嫌いで、気に入らないことがあると火山を爆発させる。ハワイの物がよそに持って行かれることも好まないので、溶岩なんかを持って行った人には悪いことが起きる。実際にこっそり持って行った人が過去にいたが、やはり良くないことが起きて「頼むからコレをもとの場所に戻して欲しい」と現物がツアー会社に送られてくることもある。とか。。
ただでさえ観光客が神聖な場所にズカズカ入ってしまって良いのか?なんて考えていたので、私を戒めるには十分な解説でした。



そんな解説を聞いているうちにも、バスはどんどん山を登って行き国立公園に到着。
公園に入る際、バスは入り口のゲートで入場料を払っていました。
料金は車1台10ドル。支払い領収書があれば7日間以内なら何回でも入れるとのこと。
この辺りのシステムは日本にはまだ無く、アメリカに来たなぁと感じたのであります。
園内に入り少し車で移動した後、ボブから「先ずはこの先にある溶岩洞窟を見てこいや」と促され30分ほどの時間が与えられました。
歩き始めると流石に標高1000mほどのこの場所、自生であろう妙な植物達に出会います。
写真はその一例(ハプーというシダの仲間)、ゼンマイのように巻いている新芽の部分大きさは人の顔ほどあったように感じます。


溶岩洞窟を回るコースの入り口にはこの森(山)には鳥がいるぞという案内板もありました。
真ん中の赤い鳥はアパパネと呼ばれる現地の鳥、アパパネがとまっている木はオヒアレヒアという自生の木(このオヒアレヒアとペレにまつわる伝説がある)。
ああ、そういえばアパパネという競走馬がいたな〜とか、ようやくハワイの生き物に出会えるのかという気持ちでコースを歩きました。
溶岩洞窟は、赤茶色と黄土色の中間のような色の斜面にぽっかり口を開けており、中は少し涼しかったような気がします。洞窟の長さは200〜300mぐらい。そしてどうやらこの洞窟、見えちゃう人には見えちゃう場所らしいです。
(写真が無いのは読者のどなたかが見つけちゃうのが怖いのはなくて、プライベートな写真しか撮っていなかったから。。)
少し歩いて体をほぐした後、いよいよキラウエアのハレマウマウ火口へ。



はい、どーん!


もひとつどーん!!


我々は、トーマス・ジャガーミュージアム前からキラウエアの火口を見た訳ですが、想像を超える大規模なカルデラ(長軸が6kmぐらい)に腰を抜かす訳です。そう、僕らは台地の上に立って火口を見下ろしていた訳ではなく、目の前のでっかく凹んでいるところが勝手に窪んだのですから、一体どんな力が働いたのか思いを馳せ驚嘆し、エラいところに来た感を充実させていました。
この景色はしばらく見ていてもいいなと思いましたがそこはツアーです。博物館の見学後、次の目的地を目指しました。



ホテルを出てから7時間ほどが経過、島の南側に位置するプナルウ黒砂海岸に到着しました。
流石に少し疲れてきますが、なにやらここはアオウミガメが頻繁に甲羅干しにやってくる場所ということで、カメへの期待を胸に歩き始めます。
黒砂海岸、溶岩が細かく砕けて出来た浜ということでなるほどの黒い砂。
この砂の上を少し歩くといるではありませんか、少しムチッおケツがプリプリっとした黒人女性にポーズを取らせてス写真撮影している20〜30代とおぼしき白人男性が!見ているとこの二人、場所を変え変え何カットも撮影しています。特に何かの取材という風でもないし、プロっぽくもありません。モデルは人目を気にせずホイホイとポーズを決めるあたり、全くの素人では無さそうでしたが、、何者?恋人同士?主従関係?ミスハワイ応募者?
ハワイという土地が持つ力が恋人同士にこのようなことをさせているのだろうか、逃避行なのだろうか、なんなんだろう、なんなんですかっ!
しらんけど。


と、まあその人達の前を行き過ぎる前から遠目に見えていた訳ですが、いましたいましたカメが。
一つではなく二つも。人生初野生のアオウミガメです。すげー、ウミガメが普通にいるんだぜぇ。
で、このカメ達の周りには、浜に流れ着いた木片で即席のサークルがつくられており、「これ以上近づいてはならぬ」という境界が引かれていました。そう、ハワイでは法律でウミガメには触ってはいけないし、一定以上近づいてもいけないようです。この辺りのマナーが守られているところ関心しました。 でもね、正直なところ私個人としては大きくは喜べませんでした。なぜだろうかと考えたのですが、そう、このカメ達、動きが無い。なさ過ぎる。
甲羅干しに来たカメを相手にもっと動けや!って言うのは酷なこと。生き物を扱って生計を立てている私なので、そんなことは重々承知していますが、ただ砂浜の上にじーーっとしている大きなカメを見ているだけでは満足できないぐらいの度量持ち主ということになりますね。ええ、カメ愛が無いと言いますか。
この時の心声としては、「ああ、いたなー。見られてよかったなー。うごかねーなー。写真撮ったし行こーかー。うごかねーなー。」って感じです。
いや、見られないよりは100万倍嬉しいのですがね。
妻は、両爬好き好き人間なので、見られたことにとても満足しているといった表情をしていましたね。実に。
それはそれで、私も良かったなと思う訳です(新婚旅行ですから!)。
わっはっは。


さて、そんなカメ達をおいて移動すること一時間。本日最後の立寄地ロイヤル・コナ・コーヒー工場&ミュージアムに到着。
流石に移動を始めてから9時間弱が経過(夕方の17時)になり多くのツアー客は疲れを隠せない状況になっていましたが、コナコーヒーと聞いてテンションが上がる私。
収穫後にコーヒー豆を乾燥させておく建物など実際の作業場所や樹高10mを越えるような大きなコーヒーの木が見られたり、名産のコナコーヒーの試飲・購入が出来たりと嬉しい限り。でもやっぱりちょっと疲れたなと昨日の飛行機移動を思い出した訳です。許すまじデルタ航空。


さて、ホテルへ戻るバスでは、夕日に染まる海を見ながらの移動となりました。ヤシのシルエットが南国感演出します。


ホテルに戻った頃には丁度ロビーからサンセットが。


部屋へ戻り一息ついてから、夕食を買いに近くのショッピングモールへ。


二日目の夕食。レインボーロール(サーモンとアボカドなどの巻き寿司)やサラダ、鶏肉など。(多すぎて食べきれず翌日以降の課題となりました)


一日の締めくくりに私の誕生日ケーキ!




3日目につづく。


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