
E-M1;M.ZD60mm MACRO
野外で仕事をしているとしばしば、「珍しいものはいますか?」と声をかけられる。
正直なところ質問を発した人が、その地域にいる生き物のことを知っているようにも見受けられないことが多く、きっと日本人は珍しいものが大層好きで、当たり前にいるものについては興味がないのだろう。
そんな話を妻としていた。
だが、しばらく考え込んだ妻からの一言。
「大人が真剣に生き物を探しているから、きっと珍しいものがいると思うんじゃない?」
目からウロコだった。
確かに己の行動圏に珍しい生き物がいることは、地元が良い場所に感じられて、何となく嬉し楽しく・誇らしい気分に浸れるのは間違いないことだと思うが、決してそれだけを望んでの質問ではないということだ。
子供が網を持って走り回っているなら気にならないところ、いい年こいた大人が同じことをしている。いや、もっとエスカレートしている。その異質な光景について、納得する為の理由が欲しい。それが人情ってやつなのだ。
少し世間との距離が縮まった瞬間でした。
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